大家好!
この記事では、動詞述語文について説明します。
つまり「動詞が述語である文」について説明していきます!
そうなりますよね…。それでは、わかりやすく説明していきますよ!
【中国語】動詞述語文とは
動詞述語文とは、「動詞が述語に使われる文」を指します。
まずは用法についてまとめておきます。今はさらっと読んで、あとから見直してください。
基本形:
- <主語> + <動詞>
- <主語> + <動詞> + <目的語>
否定形:
- <主語> + “不” + <動詞>
※いわゆる過去形には“没”を用いますが、ここでは扱いません。
参考:過去形の作り方(実現・完了のアスペクト助詞“了”)
疑問形:
- 文末に「吗?」を付ける
※ほかにもありますが、今回はこの方法だけ扱います。
参考:反復疑問文とは何か?
例文:
wǒ qù
—私は行きます。
“她不来。”
tā bù lái
—彼女は来ません。
“他买书。”
tā mǎi shū
—彼は本を買います。
“你吃饭吗?”
nǐ chī fàn ma
—あなたはご飯を食べますか?
ポイント:
否定の副詞 “不”の声調は直後の動詞の声調によって変化する
それでは、わかりやすく説明していきます。
【中国語】動詞述語文の意味と用法
ここでは、動詞述語文の意味と用法を説明していきます。
「動詞が述語に使われる」とは?
動詞が述語に使われるとは、
「<主語 + 述語>というフレーズにおいて、<述語>に<動詞>が使われる」
ということです。
例:
“我去” wǒ qù
―私が行きます。
<述語>の部分には、「去(行く)」という動詞が使われています。これが、「動詞述語文」です。
実は、中国語においては普通ではないのです。
中国語では動詞以外にも、形容詞・名詞・主述文が述語になることがあるのです!
それでは、「動詞述語文」の肯定形・否定形・疑問形の作り方について見ていきましょう!
肯定形の作り方
中国語の基本的な語順は、<主語(S)> + <動詞(V)>+ <目的語(O)>
“我看电视。”
wǒ kàn diànshì.
—私はテレビを見ます。
※日本語のような「尊敬語」「謙譲語」といった敬語表現は基本的にありません!
否定形の作り方
動詞をそのまま使うと、
- “来” lái (来る)
- “吃” chī (食べる)
- “知道” zhīdao (知っている。/知る。)
のように、これからの動作や習慣的動作や現在の知覚状況を表します。
否定には、“不”bùという副詞を動詞の直前に置きます。
- “不来” bù lái (来ない)
- “不吃” bù chī (食べない)
- “不知道” bù zhīdào (知らない)
否定の副詞、“不”の発音には注意!
通常は否定の副詞“不”の発音は、“bù” 第4声です。
しかし、直後に第4声の単語がくると第2声”bú”に声調が変化(声調変化)します。
“不 bù” + “去 qù”(行く)
⇒“不去 bú qù”(行かない)
※いわゆる過去形の否定:完了・実現のアスペクト助詞「了」
疑問形の作り方
質問したいときにはどうすればよいでしょうか。
中国語では、文末に”吗 ma”をつけると完成します。
日本語の「か?」と似ていると思いませんか?
例:
“他来”tā lái + “吗”ma
⇒他来吗?tā lái ma
—彼は来ますか?
疑問文を作るときには、必ず疑問符を忘れずに添えましょう。
※もう一つの方法:反復疑問文
【中国語】動詞述語文の例文を見てみよう!
それでは最後に、動詞述語文の例文を見てみましょう!
“我爱你。”
Wǒ ài nǐ
—私はあなたを愛しています。
“我不吃。”
Wǒ bù chī
—私は食べません。
“你来吗?”
Nǐ lái ma
—あなたは来ますか?
“我去。”
Wǒ qù
―行きます。
“他开会。”
Tā kāi huì
—彼は会議に参加します。/会議を開きます。
“我们学习中文。”
wǒmen xuéxí zhōngwén
—私たちは中国語を勉強します。
まとめ: 動詞述語文は、動詞が述語に使われる文のこと
今回は、動詞述語文についてわかりやすく解説しました。「動詞が述語になる文」という意味は分かりましたか?
とっても大事な文法項目なので忘れないようにしてくださいね!
文法事項を1つ1つ積み重ね、中国語マスターへの道を進みましょう!
※「我爱你」が読めるようになったあなたは、中国文化「520」も理解ができる!