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【最新版】いまさら聞けない!英語における日付の書き方

英語を学んでいく上で見落としがちなのが、日付の書き方

フランクな手紙での書き方とビジネスメールでは書き方のルールが違ったり、アメリカ式の書き方とイギリス式の書き方では書く順番が違ったりするのはご存知ですか?

案外ややこしいので迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

この記事では、日常生活からビジネスシーンまで網羅した「英語の日付の書き方」を解説します。

日付の書き方にはルールがあるので、順番や規則性を覚えてしまえば簡単に使いこなせるようになるはずです。

記事の最後にはシーンごとに分類した「日付表記の早見表」を載せていますので、内容を理解できたかどうかのチェックや、日付の表記で困ったときの確認用として使ってみてくださいね。

アメリカ英語・イギリス英語における日付の書き方のルール

同じ英語でも、アメリカとイギリスでは日付を表記する順番が違います。
すこしややこしいですがそれぞれのルールを覚えていきましょう。

アメリカ英語での書き方

アメリカでは「曜日→月→日→西暦」の順番で日付を表します。
例えば、2022年3月1日火曜日をアメリカ英語で表現すると

Tuesday, 3/22/2022

上のような表記になります。

これはカジュアルな表記となりますので、ビジネスメールなどフォーマルな場面では

Tuesday, Mar, 22nd, 2022

と表記します。

フォーマルな場面では原則としてスラッシュを使用しないと覚えておきましょう。

イギリス英語での書き方

イギリスでは「曜日→日→月→西暦」の順番で日付を表します。
アメリカ英語とは月と日の位置が入れ替わるので注意してください。

カジュアル
Tuesday, 22/3/2022

フォーマル
Tuesday, 22nd Mar 2022

イギリス英語のフォーマルな日付表記では、日にカンマが入らないので注意してくださいね。

西暦・月・日・曜日における英語での日付の書き方

次に覚えておきたいのが、西暦・月・日・曜日の表記ルール。
こちらの表記ルールは基本的にアメリカ式、イギリス式も同じです。
一部例外もありますので、そちらは別途解説していきたいと思います。

日にちの表記ルール

「first」「second」「third」と読む日にちは、それぞれ数字の後に「st」「nd」「rd」をつけて、それ以外は、数の最後に「th」をつけるのがルールです。

ねこ学徒
ねこ学徒
日にちを英語で言えない人これで覚えちゃおうにゃ!
日にち 表記 読み方
1日 1st first
2日 2nd second
3日 3rd third
4日 4th fourth
5日 5th fifth
6日 6th sixth
7日 7th seventh
8日 8th eighth
9日 9th ninth
10日 10th tenth
11日 11th eleventh
12日 12th twelfth
13日 13th thirteenth
14日 14th fourteenth
15日 15th fifteenth
16日 16th sixteenth
17日 17th seventeenth
18日 18th eighteenth
19日 19th nineteenth
20日 20th twentieth
21日 21st twenty first
22日 22nd twenty second
23日 23rd twenty third
24日 24th twenty fourth
25日 25th twenty fifth
26日 26th twenty sixth
27日 27th twenty seventh
28日 28th twenty eighth
29日 29th twenty ninth
30日 30th thirtieth
31日 31st thirty first

曜日の表記ルール

曜日については、基本的には「Sunday」「Monday」…といった馴染みのある表現で大丈夫なのですが、テキストで表す場合は略語を使いますので、こちらの表を参照してください。

曜日 表記 略語
日曜日 Sunday Sun.
月曜日 Monday Mon.
火曜日 Tuesday Tue. 「Tu.」「Tues.」と略す場合もあります
水曜日 Wednesday Wed.
木曜日 Thursday Thu. 「Thurs.」「Thur.」「Th.」と略す場合もあります
金曜日 Friday Fri.
土曜日 Saturday Sat.
ねこ学徒
ねこ学徒
カレンダーに書いてあったりするにゃ!

月の表記ルール

「May」を除いて、それぞれに略語があります。
フォーマルな場面では略さないのが一般的なので、注意してくださいね。

曜日 表記 略語
1月 January Jan.
2月 February Feb.
3月 March Mar.
4月 April Apr.
5月 May May(略さないので注意)
6月 June Jun.(略さない場合もあります)
7月 July Jul.(略さない場合もあります)
8月 August Aug.
9月 September Sep. 「Sept.」と略す場合もあります
10月 October Oct.
11月 November Nov.
12月 December Dec.

月・日の読み方のルール

英語では、月や日の読み方は原則省略せずに読むことになっています。

基本的なルールはアメリカ・イギリスともに同じなのですが、イギリス式のみ
日にちと月の間に「of」を入れて発音するので注意しましょう。

イギリス式

表記… Mon. 19th Mar 2018
読み方… Monday, nineteenth of March, twenty eighteenth.

「19日」と「3月」の間に「of」が入っているのがわかりますか?
このように、イギリス式では表記では使われない「of」が読みの場合のみ日にちと月の間に入ってくるので気をつけてくださいね。

アメリカ式とイギリス式で「西暦・月・日・曜日の表記ルール」が違うのは基本的にこの部分のみになりますので、例外として覚えておきましょう。

英語での日付の書き方「早見表」

では最後に、下記の日付早見表で今までのルールを理解できているかチェックしてみましょう。
日付の省略方法や例外的な読み方などは場合によってはルールから外れてしまうこともありますので、その場合は記事の各ルール項目に戻って確認してみてください。

フォーマル

2018年3月19日 月曜日

書き方 読み方
アメリカ式 Monday,Mar,19th,2018 Monday,March,nineteenth,twenty eighteenth.
イギリス式 Monday, 19th Mar 2018 Monday,nineteenth of March, twenty eighteenth.

カジュアル

2018年3月19日 月曜日

書き方 読み方
アメリカ式 Mon,3/19th/2018 Monday,March,nineteenth,twenty eighteenth.
イギリス式 Mon,19th 3/2018 Monday,nineteenth of March, twenty eighteenth.

ルールの取りこぼしはありませんでしたか?

アメリカとイギリスで月・日の表記順が違ったり、イギリス版では日・月の間に「of」を入れる必要があったり、スラッシュの有無にもルールがあったりと

覚えることが多くて複雑だったかも知れません。

間違えそうになったり、忘れてしまったりしたら、こちらの早見表を参照してみてください。

英語での日付の書き方 まとめ

基本的な英語での日付表記のルールは日本語とは違うため、きちんとルールを覚えて聞き間違いや書き間違いを防ぐ必要があります。

初めは分かりにくい部分もあるかも知れませんが、ルールを覚えてしまえば案外簡単に理解できてしまうものです。

日付の表記は日常生活からビジネスシーンまで様々な場面で使用することになりますので、この機会に使用方法を覚えておくのがいいでしょう。