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TOEIC満点のための単語対策【TOEIC満点外大生シリーズ】

HiDE
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こんにちは!TOEIC満点外大生のHiDEです。

今回は、「TOEIC L&Rテストで満点を取りたい人」向けの記事です。

難解な英語の入試を突破した外大生の多くはTOEICで高得点を取っていて、英語科や帰国子女じゃなくても800点超えや900点超えは沢山います。

しかし満点の990点を取ったことのある人はやはり少なく、「あと少しだけど・・・届きそうにない!」という人は多いのではないのでしょうか。

満点の道へ立ちふさがる壁の一つは単語力。TOEICで990点を取るためには極力ミスを減らす必要があり、迂闊な語彙力不足では到底取れる点数ではありません。

そこで今回は、ある程度TOEICで高得点を取れるほどの実力のある人に向けて、満点を取るための対策を単語対策に絞って伝授します。
【外大生直伝】TOEICでスコアを伸ばす正しい対策・勉強方法(これで満点取れました)

TOEIC満点に必要な単語力とは

TOEIC受験者の中で、満点の990点を取る人は0.05~0.15%ほどの割合とされています。

公式のデータによると2019年の公開テストで受験した人の3.4%が895点以上を取っているので、900点超えからも大きなハードルがあることが分かります。

そして、満点の取得に必要な語彙は1万語の語彙数とも言われます。

あまり使われない語彙や様々なトピックで使われる語彙、一般的な単語の例外的な意味や慣用句的な使い方を知っている必要があり、似たような意味を持つ単語同士の区別もつけなければいけません。

そして、その幅広い語彙を長く複雑な文章や聴解文でも正確に理解して、文脈から意味を取らないといけません。

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すでに800点や900点以上を取った、あるいは取るほどの実力がある人にとっては、入試のための勉強法や一般的な単語対策では満点を取るのに不十分です。

TOEIC用の単語帳で必要な単語を重点的にピックアップする

まずは基本中の基本としてTOEIC頻出単語を単語帳から覚えましょう。

TOEIC対策鉄板の単語帳TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ(通称: 金フレ)は、これまでのTOEICで出てきた単語を「TEXファイル」としてデータベース化して分析し、頻出単語・フレーズを収録したものです。

HiDE
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TOEICの単語対策の基本としてはこれ一冊で十分です。TOEICテストでこれに載っていない単語ももちろん出てきますが、土台となる基礎だけは単語帳で定着させることが目的です。

単語帳に頼り切るのではなく、あくまでもTOEICの頻出単語を把握しておく、忘れやすい単語の参照用として活用することを心がけましょう。

「推定」する力で単語力を上げてTOEICスコアを伸ばす

単語帳を使うことで多くの頻出単語の意味を覚えることはできますが、対訳を暗記するだけでは本当に身についたとは言えません。

なぜなら、単語の例外的な使い方や、元来の意味から派生した比喩表現で用いられた場合に、対訳をそのままの意味で捉えてしまって文脈を履き違えてしまうからです。

これは難単語に限ったことではなくて、よく使う英単語で多く行われ、ネイティブ向けの新聞記事やニュースや、特に文学表現でよく見られます。

対訳の丸暗記ではなく、意味をイメージ的に捉えて、普段使われない使い方をされていても瞬時にその定義のイメージから推定する力を付ければ、ボキャブラリーの幅は広がります。

この練習としては、
①The Financial TimesやThe Washington Postといった一般向けの難しすぎない記事を読む
②英和辞典ではなく英英辞典を普段から使って例文や用法(terminology)も確認する
といったことができます。

とりわけ①がおすすめなのは、「よく使われる」派生的な意味を何度も別のコンテクストで見ることで、自然に自分の中で単語の定義が固まるからです。

語源学習法で単語力を上げてTOEICスコアを伸ばす

分からない単語に出くわしたときに、その意味を推測するのにとても有効なのが「語源学習法」です。

これは、英単語を語源に分解して、分解したそれぞれのパーツの意味を合わせて単語の意味を導き出す手法です。

英単語の語源は、接辞(affix)と語根(root)から構成されていて、それぞれに固有の意味があります。接辞には接頭辞(prefix)と接尾辞(suffix)があります。

簡単な例として、「suburban」という英単語を見てみましょう。

接頭辞は「sub-(下の、下位の)」、語根は「urb(都市)」、接尾語は「-an(~に関する人・もの)」と分解できるので、「下位の都市に関する人・もの」、つまり「郊外の」という意味になることが簡単に分かります。

これを更に難関単語に応用してみましょう。

例えば「vociferous(やかましい、大声を出す)」という難単語は、「voc-(声)」「-fer-(運ぶ)」「-ous(の特徴を持った)」が語源なので、意味が分からずとも語源だけで「大声を出して声を届けている」というニュアンスを感じ取ることができます。

このようにして、語源さえ分かればその単語の正確な意味は分からずとも、文脈の中での大まかな意味は理解できるので、語源学習法はとても役に立ちます。

英英辞典と英和辞典を使い分けて単語力を上げてTOEICスコアを伸ばす

さきほど英英辞典を使うことを推奨しましたが、これには注意が必要です。

なぜなら初見の英単語の多くは専門用語や文学的な表現だったりして、TOEIC以外でも二度と使うことがないような単語だからです。

そのような単語を英英辞典で調べても、意味を理解するのに時間をロスするだけで、効率的ではありません。

また、初見の単語でも文脈と単語の語源から意味を推測できるのなら絶対に調べる必要性はありません。

なので、知らない単語に出会った際は、文脈から「英英辞典で調べるべきか」「英和辞典で調べるべきか」「意味を知らなくても構わない単語か」を判断する必要があります。

すでに知っている単語の新しい使い方や重要そうな単語は英英辞典、専門用語や固有名詞などは英和辞典、と使い分けて、工夫して文を読み進めましょう。

英会話教室を活用して単語力を上げてTOEICスコアを伸ばす

単語力強化のために英会話教室を活用するのも大変有効です。

対話によって英語を日本語に置き換えて考えるのではなく、英語を英語としてと捉えて返すというアウトプットの練習になります。また、英単語の正しい用法や、ネイティブならではの自然な使われ方も自然と学べるほか、リスニング試験の練習にもなります。

単語力だけでなく総合的な英語力がつくので、どんなレベルであっても英会話教室はプラスになります。

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まとめ:TOEIC満点のためには単語力増強が不可欠

TOEIC満点取得のための単語対策として、オンライン英会話教室の活用、語源学習法、英英辞典と英和辞典の使い分け、単語帳の暗記を紹介しました。

TOEIC満点への壁は大きいように見えますが、単語だけで見れば専門用語や明らかに普段使われないような表現はあまり出題されないので、基礎を固めて対策を練れば到達不可能な目標ではありません。

単語力を強化して、地道にスコアを上げていきましょう!