「TOEICで自己最高スコアを取りたい!」
「だけど正しい勉強法がいまいち分からない…」
この記事は、そんなあなたに向けた記事です。
しかし、「外大に受かりたい」「ハリーポッターのハーマイオニー(エマ・ワトソンさん)といつか話してみたい」という想いから、そこから4年かけてTOEICのスコアを990点(満点)まで上げることができました。
完全に努力型の人間です。
そして、勉強がやや嫌いだった高校生ができたのだから、あなたでもできます!
- TOEICとはどんなテストか
- 目指すべきスコア
- TOEICリスニングの勉強法
- TOEICリーディングの勉強法
この記事で対策に必要な情報は全て揃います。
読んだら、あとは勉強あるのみです!
TOEIC勉強法だけを手っ取り早く知りたい方へ
この記事では、勉強法を基礎固め・リスニング・リーディングの3つの段階で説明しています。
〜基礎固め(TOEIC700点までの道)〜
〜リスニング攻略〜
〜リーディング攻略〜
TOEICの勉強方法を知る前に①: TOEICとはどんなテストか
TOEICは、ビジネス英語力を測ることを主眼とした国際的な英語テストです。
ビジネス英語力に重きを置いているので、職場での会話やメール・チラシ・取扱説明書などの形式で問題が出題されます。
また、TOEICには合格も不合格もありません。
リスニングパートが5点〜445点、リーディングパートが5点〜445点、の合計10点〜990点で評価をされます。
スコアについては、もともとの英語力にもよりますが、大学偏差値55以上の人が初めて受けると平均が400点~600点くらいだと言われています。
もちろん、英語学部や偏差値の高い大学に通っているor通っていた方は、初めから800点以上取る人もいます。
僕は、高校までの英語の基礎がしっかりできていれば、TOEIC700点までは取れると思っています(自分がそうでした)。
なので、「TOEIC600点を取るための参考書」など700以下が目標のものは、正直必要ありません。
大学受験参考書の方が、よっぽど質の良いものが揃っています!
ということで、まだTOEICを受けたことがない方や、目標が上手く定まっていない方はTOEICスコア650点〜700点を目指しましょう!
スコア別の評価についての詳しい情報は、以下のサイトをご覧ください。
レベル別評価の一覧表 -TOEIC® Listening & Reading Test
問題形式・問題数
問題は全てマークシートで、複数の選択肢から正しい答えを選ぶ方式になっています。
問題数は、リスニングが100問、リーディングが100問の計200問です。
試験時間
試験の長さは約120分で、リスニングが45分、リーディンングが75分行われます。
途中で休憩はありません。
料金・申し込み
TOEIC L&Rの受験料は6,490円(税込)です。
以下のサイトから日程を確認し、申し込むことができます。
申込方法・受験料 -TOEIC® Listening & Reading Test
TOEICの勉強法を知る前に②: TOEICの問題内容
TOEICはリスニングセクションとリーディングセクションの2つに分かれています。
リスニングセクション
リスニングセクションは45分間、全部で100問あります。
問題構成は以下の通り。
Part1 | 写真描写問題 | 6問 |
Part2 | 応答問題 | 25問 |
Part3 | 会話問題 | 39問 |
Part4 | 説明文問題 | 30問 |
Part1の写真描写問題では、1問ごとに写真が与えられます。
流れてくる英文の中から、写真を描写していると思われるものを選ぶ方式です。
Part2の応答問題では、流れてくる英文に対する適切な返答を、問題冊子の選択肢の中から選びます。
Part3・Part4では、それぞれ比較的長い会話文と説明文が読まれます。
各設問には質問が3つずつあります。
また、リスニングパート全てにおいてメモは禁止で、問題文は1回しか読まれません。
リーディングセクション
リスニングセクションは75分間、全部で100問あります。
問題構成は以下の通り。
Part5 | 短文穴埋め問題 | 30問 |
Part6 | 長文穴埋め問題 | 16問 |
Part7 | 長文読解問題(1つの文書: 29問・複数の文書: 25問) | 54問 |
Part5の短文穴埋め問題は、短文の空所部分に当てはまる適切な語句を選択肢から選ぶという方式です。
文法問題に近いものが出ます。
Part6の長文穴埋め問題は、長文の空所部分に当てはまる適切な語句・文を選択肢から選ぶという方式です。
1長文につき4か所空白があり、文法・文脈どちらの問題もあります。
Pert7の長文読解問題は、長文を読んで後の設問に答えるというオーソドックスな出題方式です。
しかし、複数の長文を読んでから答えなければならない問題もあるので、読解力とともに速く読む力が必要になります。
高得点を取るためにはどのような準備をすれば良いか
リスニングセクションは一度しか流れない、リーディングセクションは膨大な寮の長文が出されるということで、速く英語を処理し理解する能力が求められます。
そのため、英語を日本語に訳してから理解するという方法だと、リスニングでは英文に耳が追いつかず、リーディングでは時間内に解き終わらないということが起きてしまいます。
そうならないためにも、以下で紹介する「日本語を介さず英語を理解する力」が必要になります。
TOEICでスコアを上げる勉強方法①|基礎固め(700点までで伸び悩んでいる人)
ここでは、TOEICで自己最高スコアをとるために必要な基礎固めの勉強方法を紹介します。
700点までで伸び悩んでいる人に向けた内容です。
高校レベルまでの英語に自信がある人、TOEICに出てくる基本単語は覚えている人は、TOEICでスコアをあげる勉強方法②|リスニング編からお読みください。
最初にやること: テスト形式に慣れる
まだ1度もTOEICを受けたことがない人、TOEICを受けたけれどどんな形式か忘れてしまっている人は、まずは問題形式に慣れてください。
以下のサイトで簡易的にテストを受けることができます。
TOEICを受け始めて2,3回の頃は、点数が大幅に伸びる傾向があります。
それは問題形式に慣れたためです。
問題形式に慣れておらず低いスコアをとるためにテストを受けてもあまり意味がないので、とりあえずはテストに慣れることから始めましょう。
【まずは語彙力】TOEICで使われる単語を覚える
TOEIC対策鉄板の単語帳TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ(通称: 金フレ)。
2012年3月の発売以来、多くの読者の支持を得て100万部を突破したベストセラー。
コンセプトは、「TOEICに出る単語だけを、フレーズで効率的に覚えられる」こと。
著者のTEX加藤氏はほぼ全回TOEICテストを受け(もちろんすべて満点)、そこで出てきた単語を「TEXファイル」としてデータベースに蓄積しています。
そんな「TEXファイル」を分析し、TOEICの頻出単語・フレーズを収録したのが、この金フレです。
さらに全単語・フレーズの無料音声付きで、リスニング対策もできちゃいます。
金フレを信じて、ボロボロになるまで使い込み、1冊を完璧にしましょう!
【基本の文法をおさえる】高校レベルの文法をおさらいする
TOEICでは、文法問題が多く出ます。
また、リスニングやリーディングでも、基本的な文法が分かっていないときき取れない・読めないので、高校レベルの文法をおさらいすることが大切です。
中学レベルの文法をサクッと習得する
中学レベルの文法をサクッと習得したい場合は、Youtubeチャンネル「スティーブンの英語塾」の【奇跡の教材シリーズ】がおすすめです。
Vol.1〜3まであり、1動画30分ほどでみることができます。
Vol.1〜3を通してみても、2時間かかりません。
1週目は等倍でみて、2週目は倍速でみるなどして、出来るだけ速く中学レベルの英文法をマスターしましょう!
高校レベルの文法をじっくり完璧に習得する
高校レベルの英語は、まず動画で文法の概説を学んだあと、じっくり参考書で問題を解き、完璧にしましょう。
高校英語の動画【超わかる!高校英語】
まずは、「超わかる!高校英語」シリーズで高校英語の基礎を完璧にしましょう。
プレイリストの最後に演習問題がついているのが嬉しいですね。
高校英語の問題集
高校英語の全体を一度掴んだら、参考書を解いて定着させましょう。
参考書はスクランブル英文法・語法 4th Editionを1冊仕上げましょう!
スクランブルは、1問1答型の文法問題集です。
スクランブルを1冊仕上げれば、TOEIC文法問題の8割くらいは得点可能です。
やや問題数は多いですが、1冊理解すればTOEICの文法面で困ることはなくなります!
TOEICでスコアをあげる勉強方法②|リスニング編
ここでは、TOEICで自己最高スコアをとるために必要なリスニングの勉強方法を紹介します。
【独学でリスニング力アップ】シャドーイング・オーバーラッピング
リスニング力の強化には、シャドーイングが欠かせません。
シャドーイングとは、リスニング音源をきくとともに英文を音読する学習方法です。
以下の動画で、詳しい解説がなされています。
ネイティブが話す速さ・アクセント・イントネーション・リダクション(音声変化)を完全に真似することで、英語を英語のまま受け取ることができ、英文を自然とききとれるようになります。
使う教材は、まずはTOEICの参考書や予想問題集のリスニングパートで十分です。
特にTOEICテスト990点新・全方位リスニングは、問題数が多いので、この本の音源を全て仕上げるだけでも、リスニングスコア100〜200アップが見込めます。
また、本番の形式に慣れることで、本番で余裕も生まれます。
もし参考書や予想問題集の問題を解ききってしまった場合は、以下のサイトも試してみてください。
しかし、ここで1つ注意点があります。
その原因として、そもそも英文が何と言っているのか分からず、なんとなくの音読になってしまうことが挙げられます。
シャドーイングから始めるのが難しい方は、オーバーラッピングをすることをお勧めします。
オーバーラッピングとは、スクリプトを見ながら音源にあわせて音読をする方法です。
まずはオーバーラッピングをして、スクリプトをみた状態で確実に発音できるようになってから、シャドーイングにうつるようにすると、ハードルが下がり、続けやすくなります。
シャドーイングは、とても強力な勉強法です。
続ければ必ず大きな効果が出るので、「辛い」と思っても頑張って続けましょう。
【確実に成長する】オンライン英会話
英語力を総合的に上げたいのであれば、英会話がおすすめです。
会話は基本「質問」と「答え」の繰り返しで行われるので、常に相手の言っていることを正確にきき取り、それに対する答えを用意しようとする意識が芽生えます。
また、会話を行うときには、話している言葉だけでなくて、ジェスチャーや声のトーンなど非言語的な要素も共有しながら話すので、英語を英語のまま理解しようとする力がつきます。
私の友人も通っている人がいましたが、駅前にある大手対面式英会話スクールのマンツーマン授業は1授業(40分)あたり約6,500円だったそうです。
どうにか安く英会話教室に通えないかと探していたところ、オンライン英会話サービスを見つけました。
オンライン英会話なら、毎日マンツーマンのレッスン(各25分)を受けて月額6,500円ほどです。
これはなんと、1授業あたり210円。
1日1回、カップラーメンや缶コーヒーを我慢すれば捻出できる金額です。
対面式英会話とオンライン英会話は同じ6,500円でも、1回のレッスンか毎日のレッスンかの金額の差があります。
参考までに、TOEICのスコアを本気でアップするために利用したいオンライン英会話を紹介します。
DMM英会話|業界大手の信頼と安さが売り
業界大手のDMM英会話は、低価格と世界117か国以上の講師からなるレッスンが魅力のサービス。
「1日1レッスン計25分プラン」では、月額:6,480円(1日あたり209円)で毎日レッスンが受けられちゃいます。
さらにオンライン英会話なので、ネット環境さえあれば365日24時間いつでも好きな時間・場所で受講できます!
DMM英会話では、スピーキングの練習だけでなく、登録すれば使用できるTOEICのリスニングやリーディングの教材を用意してくれているので、無駄に参考書を多く買う必要がありません。
英会話や英文読解は、毎日継続することが大切です。
シャドーイング・オーバーラッピングは孤独との戦いになり、挫折しやすい傾向にあります、
オンライン英会話で講師と楽しくレッスンをし、英語学習を欠かさず続けるのも1つの手だと思います。
なんと、2回の無料体験を受けることができるので、とりあえず受けるだけ受けてみてはいかがでしょうか??
ネイティブキャンプ|1週間の無料体験を受講できる!
ネイティブキャンプの売りはなんと言っても、月額6,480円で毎日レッスンが受け放題なところ。
時間の許す限り、1日何回でもレッスンを受けられちゃいます!
インプットと同時に、より多くのアウトプットを行いたい方にとてもおすすめです。
もちろんTOEIC対策用の教材も揃っています。
さらに、ネイティブ英会話は1週間の無料体験を設けています。
1週間アウトプットをしてみて、オンライン英会話が自分に合っているか・続けられそうか試してみるのも良いですね。
TOEICでスコアをあげる勉強方法③|リーディング編
ここでは、TOEICで自己最高スコアをとるために必要なリーディングの勉強方法を紹介します。
【Part5・6対策】文法を極める
高校レベルの英文法が身についている方は、以下の1冊の問題集を仕上げましょう。
この参考書には、TOEICに出てくる文法問題パターンのほぼ全てが網羅されています。
また、中身は目標のスコア別に章立てされているので、自分の目標にあった効率良く学習を行うことも可能です。
【Part7対策】長文読解を極める
長文読解には、まずは以下の参考書を使いましょう。
練習の段階では、そこまでスピードを意識する必要はありません。
長文対策というと、初めから時間を測って飛ばし読みをしようとする人がいるのですが、それでは正確な答えが選べません。
最初は遅くても、正確に読み、正しい答えを選べるようになるのが大切です。
その正確な読みができてから、その読みのスピードを上げていくことを心がけましょう。
まずは、単語を調べながらでも全問正解できるようにしましょう。
この1冊を丁寧に読むことができたら、以下の予想問題集でスピードを意識した読みの練習をしましょう。
TOEICの勉強方法を知った上で: 知っておきたい本番の解き方・コツ|私はこう解いています!
ここからは、TOEICの勉強方法を知った上で、本番で実践するとさらに効果があるTOEIC本番の解き方・コツを紹介します。
リスニングセクション
リスニングパートは流れてくる音声に合わせて順番に解くしかありません。
しかし、各パートでいくらか注意点があります。
Part1の解き方・コツ
Part1の写真描写問題では、1問ごとに写真が与えられます。
その写真を描写している英文を、流れてくる音声の中から選ぶのですが、ここで1つ注意点があります。
それは、写真に写っているものの単語をそのまま読み上げている音声は選ばないということです。
例えば、Guitarが出てくる写真でGuitarという単語を用いた選択肢には要注意です。
TOEICテストは、間違えの選択肢に簡単な単語を入れて、受験者を惑わす傾向にあります。
逆にいえば、Part1ではみたままの単語を描写している単語が用いられている選択肢は、バツである可能性が高いということです。
出てくる言い換え表現はだいたい決まっています。
以下によく使われる言い換え表現をまとめましたので、ご活用ください。
ジャンル | 言い換え前 | 言い換え後 |
楽器 | guitar, piano | (musical) instrument |
機器 | copy machine, cell/mobile phone | device |
車 | bus, car | vehicle |
野菜、青果 | potato, carrot | vegetable, produce |
調理器具、台所用品, | knife | utensil, cutlery |
水のある場所 | lake, sea | the water |
書類 | newspaper | document |
売り物 | clothes, shoes | merchandize, products, items |
持ち物 | bag | belongings |
また、Part1は文法をよく問われます。
流れてきた英文の動詞部分が、現在形なのか過去形なのか進行形なのかに注意してきくことも、TOEICのPart1を解く上でのポイントです。
Part2の解き方・コツ
Part2の応答問題では、流れてくる英文に対する適切な返答を、問題冊子の選択肢の中から選びます。
Part2は、選択肢が3つであること、短文しか流れないことから、リスニングパートの中で一番得点しやすい問題だと言われています。
Part2で得点するコツは、問題文の冒頭を聞き忘れないことです。
例えば、以下の問題が出題されたとします。
問題文: Where were you yesterday afternoon?
(A) At around 4 p.m.
(B) No, I wasn’t.
(C) Having a meeting at the library.
問題文はWhere(どこ)から始まる文章なので、時間を答えている(A)やYes/Noで答えている(B)は不適となります。
(C)は質問に対する答えとしては少しまわりくどいですが、しっかり場所を答えているので正解になります。
このように、Part2は冒頭の疑問詞や助動詞などをしっかり聴き取ることで、消去法で答えが簡単に選べる問題がたくさんあります。
また、Part1と同様に問題文で使われた単語が選択肢にも使われている場合は、×になる傾向が高くなります。
Part3・Part4の解き方・コツ
Part3・Part4では、それぞれ比較的長い会話文と説明文が読まれます。
各設問には質問が3つずつあります。
Part3・Part4でより多くのスコアをとるコツは、設問を先読みすることです。
まず、Part3・Part4に入った直後に読みあげられるDirectionsの最中に、最初の会話文・説明文の設問を3つ読みます。
そして、どんなことが問われるかを頭に入れた状態でリスニングに集中します。
会話文・説明文が読み上げられたあとは、素早く解答を選び、残った時間で次の問題の設問を3つ読みます。
この時大切なのは、先読みするのは設問だけで選択肢は読まなくて良いということです。
選択肢は「どんな話」かを推測するために眺めるくらいにしておきましょう。
日常生活でもそうですが、どんな目的で話をきくかを明確にすることで、話の内容が入ってきやすく、要点を的確に覚えることができるようになります。
リーディングセクション
リーディングセクションは、リスニングセクションとは異なり、自分で各問題の解答時間をコントロールできます。
しかしその分、慎重に解き過ぎて時間が足りないということも起きてしまいます。
ここでは、各パート何分で解くかを意識して、各パートごとの解き方注意点を紹介します。
先に、全体的な時間配分を紹介しておきます。
問題数 | 理想の時間配分 | |
Part5 | 30 | 10分 |
Part6 | 16 | 10分 |
Part7 | 54(1つの文書: 29、複数の文書25) | 55分 |
合計 | 100 | 75分 |
鍵は、Part5・Part6をいかに素早く終わらせて、Part7に時間を残すかです。
Part5の解き方・コツ
Part5の短文穴埋め問題は、短文の空所部分に当てはまる適切な語句を選択肢から選ぶという方式です。
Part5を解く上で大切なのは、1問あたり20秒以内に解くことです。
全体で10分以内に解き終わることが目標です。
慣れてくると、文や選択肢を見た瞬間に解ける問題も出てくる(5秒くらいで解ける)ので、そうなったら少しは難しめの問題に時間を割くことをしても良いでしょう。
何れにせよ、Part7に時間を多く回せるかを念頭に置きつつ問題を素早く解きましょう。
Part6の解き方・コツ
Part6の長文穴埋め問題では、長文の空所部分に当てはまる適切な語句・文を選択肢から選ぶという方式です。
1長文につき4か所空白があり、文法・文脈どちらの問題もあります。
Part6で大切なのは、空白部分が「文法問題」なのか「文脈問題」なのか瞬時に判断することです。
Part6全体を10分で解き終えるためには、1長文(4問)を2.5分で解く必要があります。
「文脈問題」は文章全体を読まないと分からないことが多いので、「文法問題」をPart5と同様20秒以内で解き、「文脈問題」に多く時間を回すように心がけましょう。
Part7の解き方・コツ
Pert7の長文読解問題は、長文を読んで後の設問に答えるというオーソドックスな出題方式です。
しかし、複数の長文を読んでから答えなければならない問題もあるので、読解力とともに速く読む力が必要になります。
ここまで解説したPart5・Part6の時間配分で解けていれば、55分は時間がとれると思います。
55分の内訳は、1つの文書(10長文)で25分、複数の文書(5セット)で20分がちょうど良いでしょう。
1セットごとに時間を気にしていると時計を見ている時間がロスになってしまうので、1つの文書・複数の文書の区切れでおおよその時間を決めて調整していきましょう。
また、多くの人にとってPart7の時間配分は厳しく思えます。
それでも、Part5・Part6にかける時間を減らすのではなく、Part7を読む速度を上げるようにすると、英語力が上がり、全体的なスコアも上昇します。
まとめ: TOEICの勉強方法を知ったら、ひたすら努力!
この記事では、TOEICで高得点をとるための方法をご紹介しました。
勉強法をいくら考えていても英語力アップには繋がりません。
単語を覚えたり、オンライン英会話の無料体験を試してみたりして、いますぐ英語学習を始めましょう!