今回は、フランス語の サバ(Ça va) という言葉についてご紹介します!
サヴァ缶と名付けられた鯖缶も話題になりましたが、もちろん サバ(Ça va) の本当の意味は「鯖」ではありません笑
サバ(Ça va) の意味、そして使い方まで完璧にマスターしましょう!
フランス語の サバ/Ça va の意味は「元気である」
サバ/Ça vaは、フランス語で「元気である」「大丈夫である」という意味です。
Çaは「これ/それ」を表し、vaは「行く」という意味の動詞です。
その通り!
英語では It goes well(うまくいく)という言葉がありますが、これと基本的には同じです。
フランス語では Ça va bien のように、well にあたる bien(ビャン) をつけることもあります。
つまり
それが(Ça) うまくいく(va bien) = 元気である/大丈夫である
といった感じです。
サバ/Ça va の使い方は?
この「サバ」という言葉、実はフランス語が話せなくとも簡単に使いこなすことができます。
例えば、挨拶の時に相手に「元気?」と聞きたいならこのような感じです。
あなた:Ça va ? (元気?)
友人A:Ça va ! Ça va ? (元気だよ!あなたは元気?)
あなた:Ça va ! (元気だよ)
※フランス語では、単語の順番を変えなくても疑問文を作ることができます
また、友達が目の前で転んでしまったらこんな感じ。
あなた:Ça va ? (大丈夫?)
友人B:Ça va, merci ! (大丈夫!ありがとう!)
というように、実はほぼサバだけでも会話が成り立ちます笑
しかし1点注意として、サバは相手にラフな印象を与えやすいです。
なので、このようにサバを使うのは友人や家族との間であることがほとんどです。
サバ/Ça va の正しい発音は?
フランス語は発音が難しい言葉だと言われることが多いですが、幸いにも「サバ」は発音が結構簡単です!
コツは、vaでしっかり唇をかむことです。
英語と同じでフランス語でも v は唇をかんで音を出します。
カタカナだと、サバよりサヴァの方が近いです。
※Çaはほとんどカタカナの「サ」と同じです
※先ほどの会話における疑問文(Ça va ?)では、語尾を上げる必要があります。
ところでこの文字「Ç」って何?
これはアルファベットの「C」にセディーユと呼ばれる小さな記号がついたものです!
そして「C」と「Ç」の違いはというと、ずばり発音です!
実はフランス語では、基本的に「C」は「K」の音になるんですね。
café(カフェ)なんかを想像すると分かりやすいと思います!
一方で「Ç」は「S」の音になり、今回のように Ça は「サ」に近い発音になります!
フランス語を学ぶ上でも役立つ知識なので、しっかり覚えておきましょうね!
サバ/Ça va 以外の挨拶の方法は?
サバを用いた挨拶のやり方を紹介しましたが、それ以外の挨拶もいくつか見ていきましょう!
①Ça va bien ? サバビャン?
先ほども紹介したものです。使用するシチュエーションはサバと同じ
②Comment ça va ? コモンサバ?
サバよりも少しフォーマル
③Comment allez-vous ? コモタレブ?
かなりフォーマル 目上の人や初対面の人にも使えます!
じゃあフランス語で鯖はなんていうの?
最後に、おまけとしてフランス語の豆知識を少しだけ。
ここまで「サバ」に関して説明しましたが、逆に「鯖」はフランス語でなんというのでしょうか?
フランス語で「鯖」は Maquereau(マクロー)といいます。
確かにそうですよね笑
ということで最後にマグロも!
マグロはフランス語で Thon(トン)です!
南仏に行けば食べる機会もあるかもしれません!覚えておいて損はないですよ♪
まとめ:フランス語のサバは「元気である」を意味し、簡単に使いこなせる!
今回はフランス語の サバ/Ça va の意味や使い方について見てきました!
改めてまとめると
①サバ/Ça va の意味は、「元気である」「大丈夫である」
②発音は簡単 コツは V で唇をかむこと
③サバ/Ça va 以外にもさまざまな挨拶の方法があり、シチュエーションによって使い分けたい
④鯖はフランス語で maquereau(マクロ―)
フランス語は難しいイメージがありますが、意外と簡単な言葉も多いです!
ここから少しずつ覚えて、フランス語学習を始めちゃいましょう♪