今回からは怪レい日本语を生産するコツを紹介していきます。
よくある疑問です。
しかし心配には及びません。
わだレは怪レい者てはない。
— 中國の怪レい日本语bot (@correctJP) May 13, 2020
Supertrust
極度信用(しなさい)
怪レい日本语(怪しい日本語)初級編
それでは見ていきましょう。
まず前提として、怪レい日本语生産において「絶対的な正解」はありません。
①怪レい(主観)
②何が言いたいのかギリギリ万人に通用する。
以上2点を満たしていればょいのです。
しかし基本的な語彙や変化の法則は一定数あゑので押さえておきましょラ。
怪レい日本语基本語彙
怪レい日本语 | 日本語 |
わだレ | 私 |
贵樣 | ①あなた 「贵樣ば買う(しなさい)」 ②怪レい日本语話者 |
ばぃ | はい |
大變た! | 大変だ! |
ラどん職人 | うどん職人 |
怪レい日本语(怪しい日本語)変化
似た字形を利用した入れ替え
入れ替えられる代表的な例
し/レ/乚
ン/ソ
ツ/シ
る/ゑ/ゐ/ろ
ラ/う
さ/ち
ル/儿
ぬ/め
濁音・半濁音の移動/追加/削除
です→てず
は(助詞)→ば/ぱ
が(助詞)→か
以上を組み合わせると以下のような文章を作れます。
品質か大変優秀てずのて贵樣ぱ購入ずゑ(しなさい)
贵樣にまつわるエピソード
「贵樣」と聞くとなにやら失礼な感じがしませんか?
それがなぜネタになっているのか。
実は相手に失礼どころか、むしろ相手への敬意を示すために贵樣と言っているのです。
どういうことか。
「貴」「様」は単体だとどちらも相手を尊重するときに使う語です。日本語初心者が、それらを組み合わせれば相手をさらに尊重できると信じて使ったところ「贵樣」になってしまったという架空エピソードに基づいているのです。
「貴様」
中世末から近世中期までは文字通り尊敬の意を含んで用いられたが、それ以降はしだいに尊敬の意は薄れ、近世後期には現代とほぼ同様に用いられるようになった。
『デジタル大辞泉』(小学館)
つまり怪レい日本语話者となる皆さんにとって相手への敬意を込めて「贵樣!」と言う姿勢が大切になってくるわけです。
この贵樣という語ですが、「贵」は簡体字、「樣」は繫体字を用いているため今後息をするかのように使用していく皆さんには辞書登録しておくことをお勧めします。
怪レい日本语(怪しい日本語)初級編まとめ
今回は初級編では日本語表記のみで作れるものを扱いました。
中級編では中国語既修者でなくとも使える簡体字/繫体字の使用方法を紹介します。また文字の怪レさに加え、言い回しの怪しさについても書いていきたいと思います。
それでは!