今日は何をつくろうかしら…。
手軽さが魅力に上げられる中華料理ですが、手間暇に関するランキングがなかったのでリストを作成してみました(*’▽’)
「日本語+中国語名(カタカナ)」というように表記しているので、
ということもわかります。
中華料理と中国料理の違い
厳密にいうと、中華料理と中国料理には違いがあるようです。
中華料理
・・・中国の料理を日本人向けにアレンジした料理
中国料理
・・・中国本来の料理
今回は特に区別せず、「中国っぽい料理」についてまとめていきます(^^)/
中国での味付けが、日本のものと違うものがあればその都度紹介します。
日本語で読む、中国版クックパッド「下厨房」
中国にも家庭料理や創作料理のレシピを公開する「クックパッド」のようなサイトがあります。
それが、「下厨房」!
そんなあなたも安心してください!
以下の手順で手軽に日本語を確認することができます♪
①「下厨房」を開いて、料理の名前をコピペする
②出てきたページで気になる箇所をスクショする
③「Google翻訳」を開く
④画像翻訳を行う
※最近はLINEにも画像翻訳機能があるようです。
ではでは、難易度別で「中華料理」を紹介していきます!
「中華料理」といえば何?調理難易度別で紹介!
さてここから、調理難易度順で中華料理を紹介していきます。
冷凍やインスタントで食べれられる中華
ここでは一番手っ取り早く食べれる中華料理について紹介します。
ラーメン・拉面(ラーメン)
インスタントでも、お店でも楽しめますね!
中国では「康师傅」(カンシューフ)というブランドのインスタントラーメンが人気です。
ギョーザ・饺子(ジィァオズ)
皮からつくるのは大変ですが、冷凍でも十分美味しいですよね!
一般的に饺子(ジィァオズ)というと、茹でた餃子を指します。
日本のように焼いた餃子は、锅贴(グォティエ)とか煎饺(ジィエンジャオ)といいます。
チャーハン・炒饭(チャオファン)
冷凍もありますし、材料も入手しやすく調理の手間も少ないです!
飯を炒めたものは、全部チャーハンなんです!
簡単なレシピや市販のものですぐ作れる中華
ここではすぐに覚えられるようなもの、クックドゥやマルミヤなどの市販品を利用して簡単にできるものを紹介します。
トマトと卵・西红柿炒鸡蛋(シーホンシューチャオジーダン)
よく中国のお手軽料理として挙げられる中華です。トマトとたまご、場合によっては野菜を入れて炒めた料理。
中国語のトマト「西红柿」は南の地域では「番茄」と呼ばれます。
シャンタン・上汤(シャンタン)
※シャンタンワーワーツァイ(上汤娃娃菜)
市販の「シャンタン」や「味覇」を利用したスープのことです。卵をいれたり野菜を入れることもあります。
「シャンタン」と「味覇」は原材料がほぼ同じですが、「シャンタン」の方が比較的安いです。
ホイコーロー・回锅肉(フイグオロウ)
クックドゥ「回鍋肉」を利用して簡単にできます。
お肉と野菜を甘(辛)ソースで炒めた料理です。
「回」は「回す」という意味ではなく、「戻す」と言う意味です。そのため英語では、“Twice-cooked pork”と言います。
チンジャオロース・青椒肉丝(チンジィアオロースー)
※これは牛肉を使用しています。
辛みを抜いた唐辛子であるチンジャオ(ピーマン)とロウスー(肉をうすく切ったもの)を炒めた料理です。
クックドゥ「青椒肉絲」を利用して簡単にできます。
中国本土では、主に豚肉が使用されます。
牛肉が使用される場合には、「チンジャオニウロウスー(青椒牛肉丝)」などと呼ばれます。
マーボー豆腐・麻婆豆腐(マーポードウフ)
クックドゥ「麻婆豆腐」を利用して簡単にできます。
豆腐に甘辛のとろみソースをかけた料理です。
エビチリ・干烧虾仁(ガンシィァオシィアーレン)
エビにチリソースをかけた料理です。
日本ではカリカリのせんべいをつけることもありますね。
クックドゥの「干焼蝦仁」を利用して簡単にできます。
日本のエビチリにピッタリくる本場中華の名前はありませんが、四川などの内陸でエビが手に入りにくい地域で考案されたという「干焼蝦仁」が日本のエビチリと似ています。においけしに香辛料を使用しました。
酢豚・古老肉/糖醋肉(グーラオロウ/タンツーロウ)
一口大に切った豚と各種野菜に甘酸っぱいソースをかけた料理です。たまにパイナップルを入れることもあります。
クックドゥの「酢豚」を利用して簡単にできます。
酢豚も中国本土でしっくりくる名前はなくて、人によって「古老肉」「糖醋肉」などと言います。
八宝菜・八宝菜(バーバオツァイ)
野菜・魚介など多種多様な食材にあんかけソースをかけた料理。
クックドゥの「八宝菜」を利用して簡単にできます。
八宝菜の「八」は8種類という意味ではなく、「たくさん」という意味を表します。
また、八宝菜をご飯にかけたような料理「中華丼」は日本発祥の料理で、来日以来しばらく食べさせられていたアグネスチャンは不思議に思いながら食べていたとのこと。
ユーリンチー・油淋鶏(ヨウリンジー)
揚げた鶏肉にネギをちらして上から醤油ベースのタレをかけた料理。
あみ印の「油淋鶏の素」を利用して簡単にできます。
よだれ鶏・口水鸡(コウシュイジー)
※写真は「下厨房」を利用して作ったもの
ゆで上げた鶏肉をほぐして、その上から甘辛ソースをかけた料理。
クックドゥの「よだれ鶏」を利用して簡単にできます。
中国語では「口水鶏」といいます。(口水はよだれを表す。)
考えただけでよだれが出るほどの美味しさであることが意味されているよう。
レバニラ炒め・韭菜猪肝(ジゥツァィジューガン)
豚レバーとニラを甘辛ソースで炒めた料理です。
実はマルミヤの「青椒肉の素」を利用して簡単にできます。作り方はこちら
ジャージャー麺・炸酱面(ジャージィアンミエン)
中華麺に甜麺醤や豆板醤を使用した甘辛ソースをかけた料理。
北京では食堂でも目にする歴とした中国料理です。
サンラータン・酸辣汤(スァンラータン)
酸辣湯とも書き、酸っぱくて辛いスープ料理です。
エスビー食品菜館の「酸辣湯の素」を利用して簡単にできます。
酸辣湯は「湯」と書いてありますが、これは中国語でスープを表します。
少し手間を要する中華
時間的にも調理工程的にも大変なものを紹介します。
鶏肉とカシューナッツ・腰果鸡丁(ヤングォジーディン)
鶏肉とカシューナッツを甘(辛)ソースで炒めた料理です。
ローソンでも出来あいのものを購入することができます。
よく中国語として「宮保鶏丁」と示されることがありますが、日本の「鶏肉とカシューナッツ」に近いのは、アメリカで創作された「腰果鶏丁」です。「宮保鶏丁」は唐辛子をいれるので辛いです。
春巻き・春卷(チュンジュェン)
お肉や野菜などを皮で巻いて油で焼き上げた料理です。
最近では春巻きの皮が手に入りやすくなったので、それを使えば簡単にできますね。
中国語は「春卷」(チュンジュエン)で、英語はとてもわかりやすく“Spring roll”
肉まん・包子(バオズ)
お肉をパン生地の中に入れ込んで焼き上げた料理。
コンビニやスーパー、冷凍食品にありますが、実際に1からつくってみるとかなり手間がかかります。
肉まんの「まん」はマントウの「マン」のようです。(肉まん=肉饅頭)
シュウマイ・烧卖(シャオマイ)
※蒸す前です。
お肉や時にはエビなどの魚介を皮で包んで蒸しあげた料理。
小籠包・小笼包(シャオロンバオ)
餡(肉や野菜)を皮で包み蒸した料理です。
手作りする際にはゼラチンで固める工程が少々面倒くさいです。
中国語で「小籠包」(シャオロンバオ)と言うと、日本人がよく想像する「中から肉汁がたっぷりでてくるもの」だけではなく、「パン生地の小さい肉まんのようなもの」を表すこともあります。地方によって言い方は変わりますが、「灌湯包」(グアンタンバオ)というと通常前者を指します。
杏仁豆腐・杏仁豆腐(シンレンドウフ)
牛乳プリンの中国版といえる北京のおかしです。
コンビニで買ってきたほうが手間がすくなくていいですね…。
ゼラチンのほか「杏仁霜」というのが材料として大事なのですが、アマゾンなどの通販サイトでも手に入ります。
ちなみに杏仁豆腐の上に載っている赤いものは「クコの実」です。
中国ではこのクコの実をお茶やお湯にいれて飲むこともあります。
処理や材料取得が困難な中華
個人的にお店で食べたほうがよいと思うものを紹介します。
ピータン・皮蛋(ピーダン)
中国語で「皮蛋」と書き、アヒルの卵を熟成させてつくる料理です。
英語ではその熟成にかかる時間にあわせて “Century egg” と呼ばれます。
ザーサイ(榨菜)
中国語で「榨菜」と書き、本来は野菜そのものの名前を表しますが、今は漬物にした料理を指すことが多いです。
ザーサイを入手したり、それを塩漬けにしたりという手間が多いので買ったほうが無難と言えます。
マーラータン・麻辣烫(マーラータン)
痺れて(麻)、辛くて(辣)、熱々(燙)!の料理です。
中に野菜やお肉をいれます。
麻辣湯と書くこともありますが、中国語では「湯」ではなく「燙」と書きます。
また、マーラータンの素という商品も存在し、これを利用すれば簡単にできます。
中国で人気の「張亮麻辣燙」(ジャンリアンマーラータン)というマーラータンチェーン店は、東京池袋にも存在します。
マントウ・馒头(マントウ)
中国語で「饅頭」と書き、中国における伝統的な蒸しパンです。
それ自体になにも味がついていないものがほとんどで、味の濃い食べ物と同時にたべることもあります。
似たものに「花巻」(ハナマキ or フアジュエン)というものもあります。
ほんのり甘く、らせん状の形が確認できるのが特徴です。(写真にもいくつか映っています。)
いずれにせよ作るのは難しいため、中華料理店で食べるか、デパ地下や通販で手に入れるかが無難です。
牛肉面・牛肉面(ニゥロウミエン)
牛肉をつかった(手打ちの)ラーメン料理です。
特にパクチーやラー油を入れるものが多いです。
近年流行している牛肉面は日本の様々なところで食べれらます。中国では一杯14元(210円)ほどで食べることができますが、日本では一杯800円以上はしますよね(´;ω;`)
刀削麺・刀削面(ダオシァオミエン)
(北京大学食堂の刀削麺)
刀など鋭いもので小麦粉をシュッシュッっと削って麺にした料理です。
麺そのものを指すこともあります。
現在では中国人が多くすむ地域のスーパーや中華物産店で購入することができるみたいですが、安いわけではないので、お店で食べるというのが一番無難でしょう。(買ってきて火鍋にいれると最高です。)
北京ダック・北京烤鸭(ベイジンカオヤー)
下処理したアヒルを炉で丸焼きにした料理です。
日本では皮だけ包んで食べるそうですが、中国では身も皮も全部食べます。
日本ほど高くはありませんが(1500円でたらふく食べれる)、中国でも高級食材にあたります。
フカヒレの姿煮・扒鱼翅(バーユーチー)
高級食材ふかひれ(サメのひれを乾燥させた食材)をそのまま煮た料理です。
通販では直接、姿煮を買えるところもあるようです。
中国人にとっても珍しい食材であり、毎日食べているわけではないです…。
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